終止符の先へ

新年のご挨拶 / 2022-01-01

新年、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年は皆様にとって、どのような1年でしたでしょうか。
お陰様で、弊社もこうして15年目の新年を迎えさせていただきました。
世の中に目を向けてみますと、コロナ禍において日本でオリンピックが開催され、過去最多のメダルを獲得いたしました。
アメリカでは、大谷翔平選手がMLB初の「二刀流」適用選手となり、異例のオールスターゲームの投打での出場や、MVPに満場一致で選出されたことは皆様の記憶に新しいことと思います。

こうして人々に感動を与えるような結果を出す陰には、人知れぬ努力と多くの種まき期間である鍛錬が積み重ねられているのではないでしょうか。
ドイツの哲学者ニーチェはこのような言葉を残しております。
『樹木にとって最も大切なものは何かと聞けば誰もが果実だと答えるだろう。しかし、実際には種こそが大切なのだ』と。種まきをせずして果実の収穫はないとニーチェは伝えたかったのでしょう。
種は芽を出し、大地に根を張り、上へ上へと立派な幹を形成し、その枝葉が大空へと向かって伸びていき、花を咲かせ、やがて果実が実る。
このように、一つの樹木をとっても、風雪などの試練を耐えながら花を咲かせ、果実を実らせるまでの途方もない営みがあるのです。

そして、15年に渡り急がば回れで大事に大事に育て育んできた根の上に、いよいよ立派な幹が育ち始める時。そうです、本年は新たな門出の時なのです。
弊社は本年9月に、新たなビジネスモデルを本格始動させて参ります。
また、本格始動までの間に、ビジネスモデルの進化に伴うサービスのリニューアル発表や、新ビジネスモデルの全貌を春先より皆様に順次発表して参ります。

小説も新たなる章へとページをめくるとき、一つのピリオドが打たれます。
人生においても、始めたことには必ず終止符を打つ瞬間が参ります。
スポーツ選手で例えるならば、引退を自ら決意し、そして第二、第三の人生を送る覚悟を決めるとき―。
弊社にとっては、それが本年なのです。

1997年に僕が思い描いた物語の序章がここに完結致します。
このようにして、25年間の歳月をかけて紡がれた物語の中には、波乱万丈なドラマが沢山したためられております。その中には笑顔ばかりでなく苦境もございました。けれども、弊社とご関係下さった皆様との歩みは確かな事実であり、過去というページの歴史に刻まれています。
そして、その物語に終止符を打った瞬間、新たな章が幕開け致します。
弊社はこれからも皆様の笑顔が咲き誇るよう、進化を遂げて参ります。

弊社の序章の物語の終わりと、新たな章の始まり―。
皆様にはその瞬間を見逃さぬよう、刮目していただきたいと思います。
2022年。弊社にとっても、皆様にとりましても、忘れられない年号となり、素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

令和4年元旦
代表取締役社長 阿比留 章雄